全国大会応援ありがとうございました。皆さんの応援のお陰で、2年連続全国大会の決勝戦の舞台に立つことができました。普段の活動から、いろいろな面で応援してくれる、関係者の方々に感謝します。本当にありがとうございました。 選手は、「勝ちたい!」「日本一になりたい!!」と純粋に願い、夏休み以降は、中学生の力もかりて、日本一になるために、必死に努力して来ました。試合でも、子供たちは、持っている力以上のもの出し必死に闘いました。昨年、今年と敗れたチームにも立ち向かい、みんなの思いで乗り越えることができました。力の差など、まったくありませんでした。なぜ勝てたのか?選手が1番がんばったのですが、運?神?の力もあったような気もします。 決勝戦でも、真っ向勝負を挑みました。1回は勝っていますが、全体的な力は向こうが上。私たちには、おごり、余裕などまったくありませんでした。選手たちも、ギリギリの勝負だということはわかっていました・・・・・・・・・・・・・ いい試合だった。選手も必死に闘いきりました。でも、届かなかった日本一。試合後、多くの方々から、「よく頑張った」「いい試合だった」「すごいよ」と労いの言葉を頂きました。ひとつ言えることは、優勝させれなかった私の監督としての、力不足だったと思います。今は、みんなに申し訳ない気持ちで一杯です。本当にいい試合だったし、力を出し切っての全国2位。評価されていいことだと思いますが、私も勝負の世界で生きている人間なので、負けてよかったとは、考えられません。この負けた責任は、私の力不足です。本当に、選手、ご父兄、関係者の皆様すみませんでした。 勝つことが、すべてではない。充分わかっています。勝ちたいと願い、それに向かって努力することの、素晴らしさ、達成感。選手たちは、この経験でより成長しました。勝つこと以上に素晴らしい勉強をしたと思います。 ここまで来るためには、親の愛情、熱意、努力、苦労がなければ、できないことを体験できたのだから、親に対しても感謝の気持ちを持てたと思います。だからこそ、勝ちたかった! また、この大会でがんばったことは、仲間、後輩たちにも夢をあたえることができたと思います。同じ練習をしている仲間が、全国で2番。みんながんばれば、できるんだと感じてくれたと思います。「がんばれば、夢は叶う」「あきらめない」これ以上の指導はないと思います。
試合のつぎの日の練習。当たり前に普通に練習しました。選手たちは、練習後帰りません。「まだ練習したい」「残って練習したい」と言って残っていました。 本当にすごいなと思いました。残って練習はさせませんでしたが、なかには、中学生クラスの練習を最後まで見学してから帰った子もいました。 こんなに柔道が好きなんだ! 負けた悔しさを子供たちも感じています。しかし、子供たちは、次に向って戦いだしました。私が、一番グズグズしているのかも知れません。 でも、子供たちの「柔道が大好き」という気持ちを感じて、やっとすこし前を向けそうです。 いいわけでありませんが、勝つことより、柔道を好きな子供を育て、柔道の持つ、教育的な素晴らしさを伝えることの方が私には重要なのです。そして「成せば成る」と信じて頑張ることを今後も教えて行きたいと思います。そして、また、「日本一」「全国制覇」の夢を子供たちと一緒に追いかけて行きたいと思います。 これからも、子供たちと一喜一憂しながら頑張っていきますので、あたたかい応援をお願いします。本当に応援ありがとうございました。 |